2005年 05月 17日
移民ビザが取れました。 |
いきなりこれを読んでる人はわけわかんないと思うが、「アメリカ移民の道」というタイトルで、申請時にさかのぼって記録してみました。興味のある人は横のカテゴリーのリンクをクリックして、関連トピックを抽出してお読みください。
とうとうアメリカの「移民」ビザが取れました。これで私も晴れてアメリカの正式な住民として認められるようになるのです。
さて、予約時間は午後の2時だったので、会社で少し「早弁」して早めに出た。アントワープ一帯は現在あちこち工事中で、移動にすごく時間がかかるかもしれないから。でも、意外と早く着いてしまい、1時間弱でブリュッセルに到着。なので銀行などに寄ってのんびりしてみた。
道路の反対側のアメリカ大使館を見るともう並んでる人がいたので、まだ1時40分くらいだったがあわてて並びに行った。観光ビザを取るときは、午前中の予約ですごく並んだけど、最初に夫と移民ビザの嘆願書を出しに行ったときはほとんど並ばなかったのに。午後は移民ビザとアメリカ市民用のサービスしかやってないので今回もすいてると思ったら大間違い、今までで一番待たされたんじゃないか?
まあそもそも並んでる人はアメリカ人ばかりのようだった。新生児のパスポートの申請とか、パスポートの更新とか、そういう感じの人が多かった。
アメリカ大使館は警備厳重で、荷物検査もすごく厳しい。だから入るだけで時間がかかるのだ。
まあ待ち続けてやっと入れた時にはすでに2時を過ぎていたと思う。移民ビザのアポなんて、また私だけだろうと思っていたら、前にフラマン人の男の人とアメリカ黒人の女の人のカップル(めずらしい?!)がすでに並んでいて、しかも私と同じ2次面接らしかった。
書類を提出して、申請料を払って、また待たされる。前に人がいたせいか、多分30分くらい待たされて、また多分同じ面接官(領事官)と面接。最初に「これが一番時間かかるから」と、両手人差し指の指紋採取。(っていうことは、すでにOKという前提なのか?と一瞬思った。)そのあと、今回は前回よりもさらににこやかで、対応は悪くなかったが、ほとんど無言。
無言で、私がさっき提出した書類をぱらぱら、ぱらぱら、とめくる領事官。書類が間違ってないか、「これはダメ」とか言われるんじゃないかとはらはらして待つ私。3分くらいの沈黙の後、「今はベルギーに住んでるんでしょ」と聞かれ、そのあとは、「じゃあ今オンラインでアメリカ本国と確認していますので、すぐ終わると思うけどもう少し待っててね」と言われて終わり。
席に戻ると、前のカップルも待っている。パスポートもまだ戻ってこないし、これだけ待たされるってことは今日ビザ発行してくれるのかなと思って待っていたら、前のカップルが呼ばれ、どうやら移民ビザをもらっている様子。ってことは私ももらえるのね!やった、一日で済む!と思っているうちに私も呼ばれて、もらえました。普通のビザみたいにパスポートにシールを貼ってもらったが、これは「移民ビザ」と書いてあり、観光ビザや就労ビザとは微妙に違っていた。(ちなみに、去年取った10年有効だった観光ビザは、キャンセルのスタンプが押してあった。)
さらに、封をした茶封筒をもらって、「これはあなたの提出したすべての書類で、入国審査官に渡してください。途中で開けてはいけません」と言われる。次回アメリカ入国時は、このパスポートの移民ビザと封筒を渡せば、3ヵ月後くらいに「グリーンカード」が郵送されてくるらしい。
お金は結構かかったなあ。嘆願書を申請した費用は130ドルだったと思うが、今では185ドルだっけ?それから、健康診断はレントゲンとか入れて150ユーロくらい?(これは省略があったので日本とかでやるより安かったと思うが。)写真代、公証人代、コピー代などで計40~50ドルくらい?で、今回が一番高くて、移民ビザ取得料380ドル(私はユーロで払ったので304ユーロだった)。それからブリュッセルに行く費用、駐車場代など、合わせると全部で10万円くらいかかったと言える。
まあともかく、無事に終わったのです。いろいろあったけどまあ取れてよかった。最後まで書類が揃ってるかどきどきしたけど。でも希望通り結婚2年後以降に取得できたので条件付ではないし、これからアメリカを出入りするときは、「アメリカ市民&永住権保持者」の列に並べるし、あの犯罪者のような尋問を受けることがなくなる!というわけで、終わってめでたしめでたしです。
永住権保持者は選挙権はないけれど、その他はほとんどアメリカ市民と同等の扱いを受けられることになっています。ベルギーに来てから、日本、ベルギー、アメリカと、「私の家はどこなんだろう」と悩んでいた私でしたが、これからは、「アメリカが私の正式な住居です」と胸を張って言えそうです。
とうとうアメリカの「移民」ビザが取れました。これで私も晴れてアメリカの正式な住民として認められるようになるのです。
さて、予約時間は午後の2時だったので、会社で少し「早弁」して早めに出た。アントワープ一帯は現在あちこち工事中で、移動にすごく時間がかかるかもしれないから。でも、意外と早く着いてしまい、1時間弱でブリュッセルに到着。なので銀行などに寄ってのんびりしてみた。
道路の反対側のアメリカ大使館を見るともう並んでる人がいたので、まだ1時40分くらいだったがあわてて並びに行った。観光ビザを取るときは、午前中の予約ですごく並んだけど、最初に夫と移民ビザの嘆願書を出しに行ったときはほとんど並ばなかったのに。午後は移民ビザとアメリカ市民用のサービスしかやってないので今回もすいてると思ったら大間違い、今までで一番待たされたんじゃないか?
まあそもそも並んでる人はアメリカ人ばかりのようだった。新生児のパスポートの申請とか、パスポートの更新とか、そういう感じの人が多かった。
アメリカ大使館は警備厳重で、荷物検査もすごく厳しい。だから入るだけで時間がかかるのだ。
まあ待ち続けてやっと入れた時にはすでに2時を過ぎていたと思う。移民ビザのアポなんて、また私だけだろうと思っていたら、前にフラマン人の男の人とアメリカ黒人の女の人のカップル(めずらしい?!)がすでに並んでいて、しかも私と同じ2次面接らしかった。
書類を提出して、申請料を払って、また待たされる。前に人がいたせいか、多分30分くらい待たされて、また多分同じ面接官(領事官)と面接。最初に「これが一番時間かかるから」と、両手人差し指の指紋採取。(っていうことは、すでにOKという前提なのか?と一瞬思った。)そのあと、今回は前回よりもさらににこやかで、対応は悪くなかったが、ほとんど無言。
無言で、私がさっき提出した書類をぱらぱら、ぱらぱら、とめくる領事官。書類が間違ってないか、「これはダメ」とか言われるんじゃないかとはらはらして待つ私。3分くらいの沈黙の後、「今はベルギーに住んでるんでしょ」と聞かれ、そのあとは、「じゃあ今オンラインでアメリカ本国と確認していますので、すぐ終わると思うけどもう少し待っててね」と言われて終わり。
席に戻ると、前のカップルも待っている。パスポートもまだ戻ってこないし、これだけ待たされるってことは今日ビザ発行してくれるのかなと思って待っていたら、前のカップルが呼ばれ、どうやら移民ビザをもらっている様子。ってことは私ももらえるのね!やった、一日で済む!と思っているうちに私も呼ばれて、もらえました。普通のビザみたいにパスポートにシールを貼ってもらったが、これは「移民ビザ」と書いてあり、観光ビザや就労ビザとは微妙に違っていた。(ちなみに、去年取った10年有効だった観光ビザは、キャンセルのスタンプが押してあった。)
さらに、封をした茶封筒をもらって、「これはあなたの提出したすべての書類で、入国審査官に渡してください。途中で開けてはいけません」と言われる。次回アメリカ入国時は、このパスポートの移民ビザと封筒を渡せば、3ヵ月後くらいに「グリーンカード」が郵送されてくるらしい。
お金は結構かかったなあ。嘆願書を申請した費用は130ドルだったと思うが、今では185ドルだっけ?それから、健康診断はレントゲンとか入れて150ユーロくらい?(これは省略があったので日本とかでやるより安かったと思うが。)写真代、公証人代、コピー代などで計40~50ドルくらい?で、今回が一番高くて、移民ビザ取得料380ドル(私はユーロで払ったので304ユーロだった)。それからブリュッセルに行く費用、駐車場代など、合わせると全部で10万円くらいかかったと言える。
まあともかく、無事に終わったのです。いろいろあったけどまあ取れてよかった。最後まで書類が揃ってるかどきどきしたけど。でも希望通り結婚2年後以降に取得できたので条件付ではないし、これからアメリカを出入りするときは、「アメリカ市民&永住権保持者」の列に並べるし、あの犯罪者のような尋問を受けることがなくなる!というわけで、終わってめでたしめでたしです。
永住権保持者は選挙権はないけれど、その他はほとんどアメリカ市民と同等の扱いを受けられることになっています。ベルギーに来てから、日本、ベルギー、アメリカと、「私の家はどこなんだろう」と悩んでいた私でしたが、これからは、「アメリカが私の正式な住居です」と胸を張って言えそうです。
by usacillo
| 2005-05-17 19:47
| アメリカ「移民」への道